ドラッグストアで買い物をしていると、定員の方の胸の名札のところに「医薬品登録販売者」という文字がよく見られるようになったと思いませんか?本来薬を販売できる人は薬剤師だったと思うのですが、実際にお店では「医薬品登録販売者」から薬の説明を受けたりして、購入することはありますよね。後ほど細かいことをご説明をしますが、本来薬剤師しか販売することが出来なかった薬を、薬事法の改正によって医薬品登録販売者も薬を売ることができるようなったため、名札に「医薬品登録販売者」と入れている人がドラッグストアにもいるということなのです。

それでは薬剤師と医薬品登録販売者の違いは何かと言うと、大きく分けると3つほどあります。

医薬品登録販売者の販売できる薬剤には制限がある

薬というのは、第1類、第2類、第3類とに分かれています。これは、副作用などの危険度に応じて分類されているのですが、医薬品登録販売者の場合は、第1類の医薬品の販売は認められていません。ただし、一般用医薬品の大多数が第2類と第3類医薬品ですので、現実的には医薬品登録販売者が薬局にいると大きな戦力になります。これがまず薬剤師と医薬品登録販売者との大きな違いということになります。

医薬品登録販売者は調剤が出来ない

次に、薬剤師は薬の調剤をすることが出来ますが、医薬品登録販売者はそれが出来ません。更には、それぞれの資格を取得する点でも大きな違いがあります。

薬剤師になるためには薬学部卒業が必須

薬剤師になるためには、6年間の大学の薬学部に入り、卒業をした後に薬剤師国家試験に合格をする必要があります。ここで大事なことは薬剤師になるためには、薬学部において学校教育法に基づいて、薬学の正規の過程を修めて卒業した者が、薬剤師国家試験の受験資格があるということです。したがって、薬学部以外の学部を卒業した人には薬剤師国家試験の受験資格はないということが法律で定められています。薬学部の学費も6年間大学に通うということもあり、文系の学部と比べると高額で、1,000〜1,500万円ほどかかります。

一方で医薬品登録販売者の資格は、厚生省が所轄する薬事法に基づいた資格ですが、国家試験ではありません。また、受験資格については、薬剤師と違い、定められた受験資格というものはなく、性別や学歴、経験、年齢を問わず受験をすることが出来ます。試験の出題形式は択一式問題です。

医薬品登録販売者のメリット

医薬品登録販売者のメリットとしては、転職がしやすいということと、医薬品の販売ができるため、販売店からも喜ばれますし、場合によっては資格手当がつき、収入がアップすることもあるということです。